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コンパクトorマルチ? 初心者ギタリストが最初に買うべきエフェクターはどっち?徹底比較

コンパクトorマルチ? 初心者ギタリストが最初に買うべきエフェクターはどっち? 徹底比較

 

 

 

 

ほとんどのギタリストの必需アイテムであるエフェクター

 

「アンプに直接繋いで練習しているけど、何か歪みが物足りないな

「練習してる曲のギターと同じ音出したい!」

こんな悩みを持っているギタリストも多いと思います。

 

 

エフェクターには大きく分けて二種類あります。

 

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コンパクトエフェクター

・基本的に一台で一種類の音しか作れない

・本体が小さい機種が多い

・操作が簡単

 

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マルチエフェクター

・たくさんのエフェクトが入っている

・操作が難しい機種が多い

・本体が大きい

・リズムマシンやチューナー、AUX IN(スマホ等の音源を聴きながら演奏できる端子)やアンプシミュレーターなどの便利機能が搭載されているモデルもある

 

どちらを買うのが正しいのか?

 

ぶっちゃけ人によります。

絶対的な正解はありませんし、弾きたい曲によって必要なエフェクターは違います。

私はそれぞれ状況によってコンパクトとマルチを使い分けるのがベストだと思っています。

しかし「ギターを始めたばかりで、まだエフェクターについて詳しくない……

「先輩にはマルチエフェクターをオススメされたけどコンパクトエフェクターとどっちがいいのかな?」

と思っているギタリストさんへ

 

今回は

1.初めてのエフェクターとして

2.使いやすさ

3.音の質

の観点から比較したいと思います。

 

 

結論から言うと、ビギナーの方へオススメするのはコンパクトエフェクターです!

 

 

筆者は中学生の頃にマルチエフェクター(某Z社の8000円くらいの安いやつ)を購入しました。これが私の初めてのエフェクター体験です。

 

その機種にはチューナーやエクスプレッションペダル、メトロロームが搭載されていてコストパフォーマンスに優れた商品でしたが、今思えばこの選択は失敗だったと思います。

 

 

 

最初にマルチエフェクターではなくコンパクトエフェクターを選ぶ理由

 

コンパクトエフェクターの方が操作が簡単

基本的にはコンパクトエフェクターはツマミの数が3~4つ程度です。

 

対してマルチエフェクターは各パッチ切り替えのフットスイッチが2~3つ、ディスプレイ上に表示された各エフェクトのパラメーターを操作するためのツマミやボタンが2~4つあり、パラメーターの値も0~100までの数値で調整する機種がほとんどです。

 

コンパクトエフェクターが直感的に音を作り込むことができる一方で、マルチエフェクターではある程度の音のイメージやパラメーターの値が音に及ぼす影響を知っていないと上手くサウンドメイキングができません。

 

例えばコンパクトエフェクターを34台直列に繋いで音作りをする場合、最初に繋いだオーバードライブやブースターのツマミの位置を確認しながら後段のディレイやコーラスのツマミを調節することができます。

 

一方でエントリーモデルのマルチエフェクターでは同時にディスプレイに表示できるエフェクトのパラメーターはそんなに多くありません。(大抵は12種類程度です。)他のエフェクトの値を確認しながら、ディスプレイに表示されているエフェクトの値を調整することが難しいのです。

 

 

エフェクターとしての音の質

マルチエフェクター1台と同価格帯の歪みコンパクトエフェクターを比べると、サウンドメイキングの幅はマルチが優れていますが音としての質はコンパクトの方が優れていることが多いです。

 

当時私が使用していたマルチの歪みはとてもデジタル臭い歪みでした。デジタル臭い音というのは不自然に硬かったり、高音域が耳に刺さったりと聴いていて気持ちの良い音ではありません。

アンプシミュレーターや名機と言われる機材のモデリングがいくつも入っていましたが、それよりもBossMXRの定番歪みエフェクターを買えば良かったと後悔しています。

 

コストパフォーマンスで比較すると5000~10000円で歪みエフェクターを一つ買うというのはマルチに比べて贅沢だと感じる人もいると思いますが、長期的に考えてコンパクトの方が無駄な出費が少ないことが多いです。

 

結局マルチを買ってもコンパクトエフェクターが欲しくなってしまうパターンがほとんどですからね。

 

さらに最近は技術の進歩や中国エフェクターブランドの台頭もあり、コンパクトエフェクターも一台3000円程で買うことができます。

 

マルチエフェクターのクオリティがこの5~10年間で劇的に進歩しているのも事実です。

プロモ動画を見たり、店頭で弾いたりしましたが歪みエフェクト一つとってもその質はコンパクトに肉薄しています。(むしろ下手なコンパクトよりもマルチの方が質が高い場合も多々あります。例えばBossGT-1は操作性や音質について非常に高いコストパフォーマンスを持っています。)

ですが前項で述べたように操作性という面ではやはりコンパクトの方がベターなのは否めません。

 

 

 

マルチエフェクターがあまりにも多機能すぎる

私がマルチエフェクター購入した時はまだギター歴半年程度で、フランジャーとフェイザーの違いやリバーブの設定の仕方など全く理解していませんでした。(スプリングリバーブやホールリバーブという用語も知りませんでした笑)

 

確かに最近のマルチにはワーミーやオクターバー、飛び道具的なサウンドの空間系など面白いエフェクトがたくさん詰まっています。

 

しかし初心者がこれからエフェクターの種類を覚えたり、狙った通りのサウンドメイキングを行う力をつけるためには、一つずつコンパクトエフェクターを購入して悩みながらそのエフェクターと向き合うことをオススメします。

基礎の基礎である歪みペダル一つとってもブースター的に使うのか、プリアンプ的に使うのか、メインの歪みとして使うのかといった多様な用途があり、これらの使い方をマスターするだけでも一朝一夕とはいきません

 

個人的にはマルチエフェクターはできることが多すぎるため「自分が作りたい音に近づける力」があまり身に付かないと思います。

チューナー機能やメトロローム機能、AUX INも便利ですが最近はスマホのアプリでチューニングしたり、アンプ側に同じ機能があることが多いので無くても問題ありません。

 

仮にそのエフェクターが気に入らなかったとしても、フリマアプリで売却して新しいエフェクターを買う資金にすればいいのです。

 

 

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エフェクターを売ってしまうことをもったいないと思うかもしれませんが、一度そのエフェクターと向き合って試行錯誤した経験というのは絶対に無駄になりません。知識として自分に蓄積されます。

 

気に入ったエフェクターを見つけることも重要ですが、なぜそのエフェクターが自分には合わなかったのかを正しく理解することも同じくらい重要です。(求めていた音が出なかったり、ノイズが多かったり、Toneの効きが悪かったり、様々な理由があると思います。)

なのでとりあえず気になるコンパクトエフェクターがあれば買ってしまいましょう。

いくら店頭で試奏しても自宅のアンプとの相性、自分の他のエフェクターとの相性、自分のギターとの相性などの複合的要素を完璧に検証することは難しいですからね。

 

まとめ

初心者は最初にコンパクトエフェクターを買いましょう!

 

エフェクターという機材は

歪み系(オーバードライブorディストーション)

モジュレーション系(コーラスorフランジャーなど)

空間系(ディレイやリバーブなど)

その他(チューナーやバッファなど)

などたくさんの種類があります。

 

初心者が最初に買うべきエフェクターの種類について記事も書いたので、こちらも読んでいただけると嬉しいです。


 

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