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初のライブハウス出演当日、気をつけるべきこと~ギタリスト・ギタボ編~

ライブハウスに出演しよう

 

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コツコツ練習してきたエレキギター。そろそろ、ライブに出たくはありませんか?気になるあの人も、お世話になっている先輩も、きっと来てくれますよ。筆者は高校生の頃からギタリストとして活動していまして、かれこれ30回くらいはライブハウスのステージに立ちました。今回は出演当日の流れをなぞりながら、気をつけるべき点をお伝えしていきます!

 

 

 

時間厳守!挨拶もしっかり。

人間として当たり前のことですが笑、時間を守りましょう!ライブハウスといえば、ロックでワルい奴らのたまり場…なのかもしれません。しかし、そんなライブハウスでも時間を守らない人は敬遠されます!リハーサルの集合時間、顔合わせの時間、本番の持ち時間…などなど、遅刻は厳禁です!

 

なんせライブは分単位のスケジュールで進行しますからね。時間に遅れると、スタッフさんだけではなく、他の演者さんにも迷惑をかけてしまうことになります。自分の持ち時間だって減ってしまいますよ。時間だけは守りましょう。

 

また、こちらも人間として当たり前のことですが、スタッフさんや演者さんにしっかりと挨拶しましょうね。気持ちの良い日にしましょう!

 

バックステージパス

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パスはシール状になっていて、衣服に貼り付けることができます。

渡されるタイミングはライブハウスごとにまちまちですが、演者はバックステージパスを体の見えるところに貼りましょう。冒頭の画像でもチラっと写っていますね。ライブハウス側はこのパスを見て、お客さんと演者を区別します。ちょっとお腹が空いてコンビニに寄ったときも、このパスがあれば再入場がスムーズです。 必ず持ち歩きましょう!

 

リハーサル

 「セッティング表」を出そう

さあ、ライブ当日。あなたはリハーサルにやってきました。セッティング表は提出しましたか?あなたのバンドはドラム、ベース、ギター、ギターボーカルという構成です。あなたは上手側(かみて、ステージ向かって右側)で、JC120というアンプを弾くことになっています。今日はギターボーカルにも挑戦するあなたは、マイクを置く位置も決めないといけません。

 

こういった「バンドの構成」「演者の立つ位置」「使うアンプ」「マイクを置く位置」などを記入するのがセッティング表です。一緒に「曲順」「MCの位置」「照明の要望」「入場SEのありなし」について書くこともありますよ。円滑にリハーサルにうつるためにも、ライブハウスに来る前にイメージを固めておきましょう!

 

 

 中音と外音

中音

我々がステージで聞いている音は中音(なかおと)といいます。アンプやドラムから出る音のほか、足元に転がっているモニタースピーカーからも音が出ています。これらは全部、中音ですね。モニタースピーカーについては後述します。

 

外音

反対に、お客さんがフロアーで聞くのは外音(そとおと)といいます。これはステージ左右にある大きなスピーカーから出ている音です。マイクを通したボーカルの音、マイクで拾ったドラムやアンプの音、ライン接続したシンセの音などが流れます。小さなライブハウスだと中音がお客さんに届くこともありますが…。

 

基本的に、お客さんが聞くのはこの左右にあるスピーカーから出ている音です。さらに本番になるとお客さんが入りますから、人体に音が吸収されます。そういったことも計算しながら、スタッフさんが外音を作ってくれます。

 

モニタースピーカー

演者はモニタースピーカーからの「返し」の音を聞きながらステージで演奏します。これがあるのとないのでは、演奏のしやすさが全く違います。想像してみてください。ドラムの音が聞こえなくなったら、我々は何を頼りにリズムをとったらいいのでしょうか。また、自分の声が聞こえない状態で歌うのはどれほど心細いことでしょうか。

 

こういったことを避けるためにも、モニタースピーカーからドラムやボーカルの音を鳴らしてもらう("返し"てもらう)のが重要なんです。プロが使うような大きな会場だと、イヤホンタイプの「イヤーモニター(通称イヤモニ)」もありますよ。

 

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 リハーサルが始まりました

中音と外音という概念を見てもらいました。外音はスタッフさんにおまかせして、我々は中音を作り込みましょう。さあ、オン・ザ・ステージ!まずはいつものようにエフェクターやアンプをセッティングをしましょう。なるべく素早く!スタジオでセッティングを済ませておいて、現場では軽く確認をするだけ…というのが理想です。

 

このときのアンプの音量ですが、自分が弾きやすい音量にしましょう。大きすぎてもスタッフさんが教えてくれますから大丈夫ですよ。逆に小さくても、マイクで音を拾っているので、お客さんには聞こえています。「自分が何を弾いているかわからない」「ドラムやベースの音が聞こえない」というときは、音量を見直してみましょう。

 

おっと、今日はボーカルもとるんでしたね。マイクの位置、高さは自分に合っていますか?エフェクターを踏むときに邪魔だったりしませんか?しっかり調節しましょう。実際に声も出してみましょう。

 

 スタッフさんとのやり取り

エフェクターやアンプのセッティングは終わりましたか?そのうちにスタッフさんとのやり取りが始まります。「ドラムの方、キックの音をください。」これはドラムのセッティングをやっているところです。アンサンブルの要、ドラムのセッティングです。これが全体のサウンドを決めると言っても過言ではありません。我々ギタリストは静かに待っていましょう。なあに、すぐに順番が回ってきますよ。

 

「では上手ギターの方、音をください。」お、来ましたね。本番でよく使うフレーズを、よく使う設定で弾きましょう。最大の音量が伝わりますから、コードのフレーズがいいでしょうね。続いて「他の音色はありませんか。」と聞かれます。皆さん、エフェクターボードにいろいろな機材があると思います。オーバードライブ、コーラス、ディレイ…。

 

それらを本番で使う設定で、スタッフさんに聞かせましょう。例えば「ギターソロでブースターを踏みます。」と言ってその音を聞かせるだけです。一通りの音色を確認してもらえたら、ギター個別のリハーサルは終了です。

 

ボーカルでも同じことを行います。「では声をください。」と言われますから、声を出しましょう。ここであなたの声量に合わせてスタッフさんが外音を調節しますから、歌うときの声を出しましょう。恥ずかしがらないで!

 

 バンド全体でのリハーサル

そうしているうちに、バンド全体でのリハーサルが始まります。例えば「1曲目を1コーラスやります。」と言って、本番どおりに曲を演奏しましょう。そのとき、気になることはありませんか?

 

「ドラムの音が聞こえにくいな」「ボーカルの音が聞こえにくいな」「モニタースピーカーの音が大きすぎるなあ」気になったことは必ずスタッフさんにお伝えしましょう。モニタースピーカーの「返し」を調整してくれます。こうやってより良いライブが作られていくんです。念入りに行いましょうね。

 

片付ける前に、ちょっと待った!

さて、リハーサルが終わりました。素早く機材を片付けて、次のバンドに場所を譲りましょう…の前に、ちょっと待った!自分の機材のセッティングを写真に撮っておきましょう。写真を見ながら設定すれば、リハーサルと同じ条件で本番も演奏を開始できますね。

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ツマミの位置がわかるように撮りましょう。

筆者には苦い経験がありまして…。リハーサルが終わって楽屋のラックにエフェクターボードを置いていたんですが、そのセッティングを何者かにずらされてしまったのです!

 

「あれ、ディレイの設定がおかしい…。」とようやく気づいたのは、本番で渾身のギターソロに入ったときでした。皆さんにはこんな思いはしてほしくありません。撮っておいた写真と本番前に見比べることで、こういったトラブルを回避することができます。

 

 

「顔合わせ」の時間

すべてのバンドのリハーサルが終わると、だいたいは「顔合わせ」があります。その日に出演する演者が一堂に会する瞬間です。軽く自己紹介の時間あったり、ライブハウス側から注意事項の説明がある場合も多いです。ちゃんと出席しましょう。他の演者さんと仲良くなるのも楽しいですよ!

 

いよいよ開場、開演!

ライブのタイムテーブルを見ると、開場(オープン)時間や開演(スタート)時間が書いてあると思います。開場するとお客さんが入ってきます。緊張してきましたか?もしもあなたがトップバッターだったら、なおさらのことでしょう。

 

そうそう、あまり楽屋に溜まらないでくださいね。小さなライブハウスは楽屋に十分なスペースがないことも多く、楽屋に入るのは1バンド分の人数がやっと!ということも珍しくありません。楽屋は次に演奏するバンドの控室と考えるのが妥当です。フロアーで他のバンドのライブを楽しみながら、本番を待ちましょう。お客さんとの交流も楽しいですよ!

 

緊張の本番

さあいよいよ、あなたのバンドの番がやってきました。緊張するでしょうが、頑張ってくださいね。お客さんが入って、リハーサルとは音の聞こえ方も変わります。本番中でも「返し」の要望などは出せますから、気になることがあったらスタッフさんにお伝えしましょう。

 

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演奏終了!

演奏お疲れ様でした。汗を拭いつつ、素早く機材を片付けましょう。入れ替わりで次のバンドが入ってきますからね。そして、実はこのあともやることがあるんです。

 

お会計

その日のライブが終了すると、バンドごとに呼ばれて会計の時間があります。チケットノルマの徴収や、お客さんを呼んだ分の返金がこのときに行われます。さっさと済ませてしまいましょう。

 

撤収

タイムテーブルには撤収の時間が書いてあると思います。時間を守ってライブハウスから撤収しましょう。忘れ物はありませんか?

 

 

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まとめ

ライブハウス出演当日の流れをなぞりながら、気をつけるべき点についてお伝えしてきました。長々と書きましたが、実際に出演してみないとわからないこともたくさんあります。失敗した経験も必ず皆さんの財産になりますから、たくさん場数を踏んでみましょう。応援しています!

 

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