共同執筆者のakibluesです、外では雨がしとしと降っています。こういうときはクリーントーンにアナログディレイをたっぷりかけて、マイナーコードでも弾きたくなるんですが、私だけでしょうか。
今日はアナログディレイのド定番をご紹介しましょう。
MXR M169 Carbon Copy Analog Delay
ご存知の方も多いのではないでしょうか、定番の製品ですね。長い製品名ですが、ギタリストの間では単に「カーボンコピー」と呼ばれることが多い気がします。
短いですが、ショートディレイ、モジュレーションをかけた湿っぽいディレイ、トリッキーな発振など、このエフェクターの使い方がよくわかる良い動画だと思います。そしてなによりもクリアーながら温かみがある音質に注目です!
世代を問わず愛用者多数
愛用ギタリストの例を挙げると、ディレイの使い手The Edgeや、湿っぽい使い方が似合いそうなJeff Beck、そして筆者の大好きなTame ImpalaのKevin Parkerがいます。こちらのサイトで使用ミュージシャンの一部が見られるんですが↓
https://equipboard.com/items/mxr-carbon-copy-analog-delay
定番モデルになるだけあって、使用実績がすごいですね…。
シンプルなコントロール+α
ディレイ自体のコントロールは3つ。REGEN(Feedback)、MIX(Delay Level)、DELAY(Delay Time)となっています。シンプルですね。ディレイタイムの幅は20-600ms、600msで0.6秒ですから、十分でしょう。スイッチはトゥルーバイパスです。これに加えて+αが。
それがMODというスイッチですね。ディレイ音にモジュレーションをかけることができます。さっきReverbの動画を見るまで知らなかったんですが、内部のトリムポットを調節することで、このモジュレーションの速度をいじれるみたいです!このMODスイッチがたまらないんですよねー。カーボンコピーの一番好きなところです。
ちなみにこれ、蛍光塗料が塗ってあって、ノブが暗闇で怪しく光ります。暗いライブハウス内なんかで便利だと思います。
まとめ
筆者もこのエフェクターは5年ぐらいお世話になってきました。手に持つとずっしりとした感じのある本機ですが、そのおかげか耐久性は抜群。何度もカートで無造作に運びましたが、ノートラブルです。さすがMXRですね。
やはり筆者としてはモジュレーションスイッチを推したいです。一度ONにするとやめられません!
こちらのエフェクター、いくつかの派生バージョンがありまして、miniという小型バージョンもあったんですが、現在販売しているものの中だとM269SE Carbon Copy Bright Analog Delayがあります。よりクリアーなサウンドとのことですが、レビューを見ていると好みが分かれるみたいですねー。
最近では、 M292 CARBON COPY DELUXE ANALOG DELAYなるパワーアップ版も出ています。タップテンポやエクスプレッションペダルに対応してるのがポイントですかね。モジュレーションをより細かくいじれるのも良いですね。気になってきました…。