”歪ませているときに比べて、クリーンの音がしょぼくてガッカリ、、、”
“歪ませすぎないようにしているのに音が前に出てこない、、、、”と
悩んでいるギタリストの皆さん!
今回紹介するXOTICのEP Boosterはそんな悩みを一発で解決します!
![XOTIC EP BOOSTER画像](https://13.114.103.15/wp-content/uploads/2020/11/20200724004437.jpg)
筆者の友達は「安いギターでもこれを踏めばどうにかなるのでは」と言っていました。
たしかにそれはあると思います。でも…
むしろ高いギターを弾くときでもずっと踏んでいたい。
そんなエフェクターです。
目次
XOTIC EP BOOSTER
こちらの動画は短いうえに、オンになる瞬間がわかるのでいいですね。
音が太く艶やかになって、ハリが出て、前に出てきます。
EP BOOSTERはエコープレックス(Echoplex)をモデルに作られています。
エコープレックスというのはJimmy Page(Led Zeppelin)ら伝説のギタリストが使っていた
テープエコー(ディレイの先祖のようなもの、というかディレイの一種です笑)
彼らが欲しかったのはディレイ効果というよりもその味付け効果。
エコープレックスを通した音は、それだけで音が太くなるのです。
EP BOOSTERはその味付け部分だけを上手く抜き出したモデルです。
コンパクトボディ・1ノブのシンプルさ
「では本物のエコープレックスを買えばいいのでは?」
はい、筆者もそうしたいです。ペダルを運んでくれる人がいれば。
本物のEchoplexってめちゃめちゃデカくて重いです。
余計な(?)エコー機能もなくて1ノブでシンプル。
価格もずっと安いですから、迷わずEP BOOSTERを選びます。
ノブの位置は結構好みが出ますね。
筆者は12時ぐらいが適度に音が元気になって好きですね。
MAXまで上げるとビンビンに張ったピアノ線みたいで、
かっこいいけど、筆者にはちょっとやんちゃすぎるかなと。
ディップスイッチでサウンドを微調整
![XOTIC EP BOOSTERのディップスイッチ画像](https://13.114.103.15/wp-content/uploads/2020/11/20200724004427.jpg)
内部に2つのスイッチがあって、これらでサウンドを微調整できます。
初期型と最近流通しているモデルでは効果が違うようですが、
初期型については公式のソースを見つけられませんでした。
US版のマニュアルによれば、
Switch 1 : +3db Gain
Switch 2 : Bright Switch
となっています。工場出荷時は両方オンです。
筆者は両方オンが好きです。音が明るくなるので、
少なくとも2だけはオンにしたいかなと。
電源は18Vまで対応!広いヘッドルーム
「余裕のあるヘッドルーム」というのは近年のエフェクターの
トレンドのひとつではないでしょうか。EP Boosterもその例に漏れず。
パワーサプライ駆動で18Vまで対応していますから、
高電圧で動作させることで、より広いヘッドルームを得ることができますね。
具体的には、歪み始める音量がもっと高いところに設定されます。
これによって、歪ませないで音量を上げられる限度が高くなるわけです。
クリアな音質が求められることの多いクリーンブースターにおいて、
これは大きな利点と言えるでしょう。
まとめ
ブースターというと、ずっと踏みっぱなしにする場合と
ギターソロのときに踏み込む場合があると思いますが、
本機はずっと踏んでいたくなる名機です。クリーントーンの質が一段も二段も上がります。
ぜひ皆さんもこのマジックを体感してください。
同じXOTICからEQ+ブーストスイッチが付いたとRC BOOSTERという
クリーンブースターも出ています。
こちらは追加のゲインスイッチをOn/Off切り替えて使用するのが便利なモデルなので、
使用用途に合わせてお好みの方を選んでみましょう。