Babyface Pro FSを使ったら別次元の音質でした【レビュー】

ずっと前から気になっていたオーディオインターフェース”Babyface Pro”が”Babyface Pro FS”へマイナーチェンジしたので、絶好のタイミングだと思い購入してしまいました笑

今まで使っていたApogee Duetも素晴らしい音質でしたが、Babyface Pro FSは更にその上をいく別次元の音質だったので感動に包まれています、、、、

それでは詳しくレビューしていきます!

RME/Babyface Pro FS

文字通り世界が変わる高音質

RMEはドイツのオーディオインターフェースメーカーで、ハイエンドの価格帯で質の高い製品を販売しているブランドとして認知されています。

音の特徴はとにかく解像度が高いこと。

ビンテージモデリングのコンプレッサープラグインを掛けたときの倍音の変化や、細かいイコライジング、Pan値1~2の変化も聴き取れるレベルの定位感などミックスマスタリングに欠かせない要素を超正確に表現してくれます。

正確なモニタリングはミックス/マスタリングの上達にも関係するので、極端な話Babyface Proを使うことで良いミックス/マスタリングができると言っても過言ではありません。(結局は自分の腕ですが、、、)

豊富な入出力端子

Babyface Pro FSは持ち運び可能なオーディオインターフェースとしては十分すぎる入出力端子を備えています。

※下記RME公式サイトより抜粋

  • 最大12入力 / 12出力チャンネルを利用可能
  • 4系統のアナログ入力(Mic、Line、Instrument)
  • 4系統のアナログ出力(2 x XLR、2 x Phones)
  • 1系統のADAT I/O または 1 x SPDIF I/Oオプティカル
  • 1系統のMIDI I/O(ブレークアウト・ケーブル経由)
  • USB 2.0端子 (USB 3端子でも動作)
  • 全入力にデジタル・ゲイン・コントロールを搭載
  • ヘッドフォン用にそれぞれハイ・インピーダンスとロー・インピーダンスの出力を搭載


入力は2つのXLR端子と2つのライン接続、更にADAT対応のミキサーやプリアンプを使うことで追加で8チャンネルを拡張可能です。

出力の方はモニタースピーカー用のXLR端子が2つ、ヘッドホンアウトがPhone端子とミニプラグで2系統あるのが珍しいですね。

Phone端子の方はインピーダンスが高いヘッドフォンを接続してもしっかりと鳴らすことができます。

本体内蔵のマイクプリアンプもエントリークラスの物とは天と地ほどの差があるので、そのままでも専用プリアンプ顔負けの元気な音で録音できますよ!
※こちらはFocusrite Scarlettと録音した音の比較動画

RMEブランドの魅力である”安定性”

単純に音質が良いオーディオインターフェースを手に入れるのであれば、RME以外のブランドでもAntelopeやUniversal Audio、Apogeeなどいくらでも選択肢はあると思います。

RMEが他のどのブランドにも負けていないのがドライバの安定性と更新期間の長さです。

Windows/Mac問わず10年使えるサポート体制なので安心して購入に踏み切れます。

最近のハイエンドのオーディオインターフェースに多いのが、Thunderbolt接続だったり、ドライバが古いOSをサポートしていなかったりと、自分のPCで動作するのかわからないということ。

RMEのBabyface Pro FSで使用するドライバは2020年6月時点でWindows Vistaですら動作しますからね、、、
価格は高いですがトータルの使用期間で見たときの満足度は安価な機種を買い換えるよりも高いと思います。

(リセールバリューも抜群です)

USBバスパワー駆動

これだけ高音質なのにもかかわらず、USB2.0のバスパワーで動作できてしまうBabyface Pro

筆者はもうコンセントがカツカツなので余計な電源を確保する必要がなくて本当にありがたいです、、、、

しかもCC(クラスコンプライアントモード)で動作するモードもあり、ドライバーをインストールすることなくiPad ProにUSE Type-Cで接続すればお手軽なDACとしても運用可能です!

オススメ周辺機器


Babyface Proを導入するときにオススメなのがこちらのK&Mのマイクスタンドです。

RMEのエンジニアも推奨しており、デスク上の省スペース化にも飲み物をこぼしたと時の保険としても役立ちます笑

K&M ( ケーアンドエム ) / 23250

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まとめ

オーディオインターフェースを良いものへ変えると、録音とモニタリング環境の両方をアップグレードできます。

もし1~2万円のエントリークラスのI/Oを使用しているベッドルームミュージシャンの方は、この機会にBabyface Pro FSのようなハイエンドな宅録環境を検討してみてはいかがでしょうか?

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