バンドで使えるボコーダー付きシンセが欲しく、それならば2002年から売れ続けているあの名機しかないだろう!ということでmicroKORGを購入しました。
それでは早速レビューしていきます!
目次
microKORG S MK-1S
もっと大きいワークステーション型のシンセは山ほどありますが、このmicroKORGでしか担えない役割が山ほどあります。
ボコーダーに目が行きがちですが、こんな小さなボディで 同時発音数=4、空間系エフェクト、アルぺジエーター、ピッチ&モジュレーションホイール、内蔵スピーカー(MK-1Sに新しく追加されました!)、37鍵 と鬼のようなスペックを誇っています。
肝心の音については、名機MS2000と同じサウンドエンジンを搭載している!と言われてもピンとこない人も多いとかと思います。
とりあえず太いベース音から美しいパッド、派手なリードまでカバーできるのでご安心ください。
アナログモデリングシンセとしては必要十分なサウンドクオリティは担保されています。
オシレーターも2つ搭載されているので、フィルターやモジュレーションを駆使して幅広いサウンドメイキングができます。
演奏中も瞬時にプリセット切り替え
このシンセの真髄は操作性にあると感じました。
ジャンル名で大まかなプリセットが分類されており、その中で4×8種類のプリセットを選べる仕様になっています。
またユーザーが編集したオリジナルプリセットもジャンル別に保存ができるため、ライブでのアクセシビリティを意識したプリセット配置ができますね。
microKORG S MK-1Sでは256プリセットまで保存できるので十分な量かと。
ボコーダー用のマイクが付属
最初からボコーダー用のマイクが付属しており、買ったらすぐDaft Punkごっこができます!
もちろん自前のマイクも使用できるので、状況に合わせて使い分けましょう。
コンパクトなボディで9V電源or電池駆動
9V電源だけではなく、単三電池6本で駆動可能なところも強みです。
野外での簡易ライブセットで使用する場合でも安心ですね。
自宅で使うから必要ないと思っていても、ライブで電池駆動できるとセッティングが楽なんですよね〜
まとめ
最初の一台としてもオススメですが、ライブ用のサブのシンセとしても非常に重宝します。
何よりもこの大きさとレトロなデザインが所有欲を刺激しますね。
本体で音を作ることはもちろん、MIDI接続でPCやiPadでも音作りができます。
ビギナーから上級者までオススメのモデルです。
↓発売当時のオリジナルモデル
↓こちらは本体にスピーカーが内蔵され、ユーザーメモリが追加された強化モデルです。
毎回スピーカーに繋げて練習するのが面倒な人はこっちを選びましょう。
※もちろん両モデル共にヘッドフォンアウトを搭載しています。